アドバイザー連携について

こどーもーしょん株式会社は、「先生の日々における膨大な業務をICTというテクノロジーで、削減し、笑顔にしていきたい。」という強い想いを持っています。
そのため、現場に適した機能にすべく、保育現場に日々向き合っている、みんなのき三室戸こども園の杉本一久園長とアドバイザー連携を結び、現場目線での意見やそれを解決するための方策について話し合っています。

  • 苗字 名前

    杉本 一久

    みんなのき三室戸こども園 園長

    宇治福祉園理事長や幼保連携型認定こども園みんなのき三室戸こども園園長を勤めるとともに、京都府保育協会副会長や全国私立保育連盟保育・子育て総合研究機構研究企画委員や宇治市社会福祉協議会理事など公職多数。

  • 平中 浩貴

    平中 浩貴

    こどーもーしょん株式会社 代表取締役社長

    幼児教育保育施設向けのクラウドシステム開発プロジェクトや登降園ミマモルメの共同プロジェクトの経験を活かし、2021年にこどーもーしょん株式会社の代表取締役に就任。

アドバイザー連携を行うことになったきっかけはなんですか?

平中 浩貴

私たち「こどーもーしょん」では、ICTというテクノロジーを用いて、園の膨大な業務の省力化及び生産性の向上を目指し、現場にあった“親和性のあるサービス”を提供していき、子どもたちと保護者さん、先生との間に笑顔の関係を創出していきたいという強い願いを持っています。
そのために、保育実践の場で、熱心に質の高い保育を探求されている方と「アドバイザー連携」を結び、システムに対する意見を定期的に交わしながら、改良を積み重ねています。保育現場の一助となるためのサービスを持続的に提供するためには、「一度作って終わりのシステム」ではなく、「時代のニーズとともに柔軟かつ適切に改善・成長するシステム」が必要不可欠です。

現在、園管理システムである「登降園ミマモルメ」や「こどーもーしょん」をご利用、ご検討されている先生方に、流動的で多様性のある保育という性質を踏まえた現場目線のシステムがどのような考えのもとに企画されているか、その現状と取り組みの一端を紹介させていただけましたら幸いです。

今回の対談は、みんなのき三室戸こども園の園長ならびに理事長を務めておられる杉本さんです。杉本さんとは、数か月に一度、園の現状や私たちが提供するシステムの改善点などについて、話し合い、多くの率直なご意見をいただいております。

杉本 一久

「アドバイザー連携」として、「こどーもーしょん」さんとお話しさせていただく前には日々の気づきや感じたこと、考えていることなどをメモしておきます。また、保育の現場感に加え、法令・制度の変更点などの情報も提供していきます。例えば、「個別指導計画・発達経過記録」には改正・改訂された認定こども園教育・保育要領や保育所保育指針、幼稚園教育要領の文言を整理・反映していきます。これにより、「こどーもーしょんシステム」の「個別指導計画・発達経過記録」を活用するたびに、園の先生方は自然な形で改正・改訂要領・指針に触れ、実践に繋げることが可能になります。

実際に、杉本園長は「みんなのき三室戸こども園」でもシステムを導入されているとお聞きしました。どのような目的で導入されるようになったのでしょうか?

「みんなのき三室戸こども園」では、「業務の省力化」ではなく、「生産性の向上」すなわち「保育の質の向上」を最大の目的に導入しています。一度入力した記録や情報は活用してこそ価値が生まれます。

繰り返し振り返って確認できたり、情報の共有化が図れたりする内容は、ケースカンファレンスや保護者対応・支援、リスクマネージメントなどの際の大切なリソースになります。また、自動または簡単かつ正確に入力できるので情報も多角的かつ豊富になります。
さらに、業務の一部が正確かつスピーディーに行えることで捻出される時間は、例えば子どもとの直接のかかわり・コミュニケーションに充てたり、保育準備などのいわゆる「ノン・コンタクトタイム」に充てて保育の生産性の向上に繋げていくようにします。
私たちはの主眼はあくまでも「保育の質」と「働き方の質」の向上の両立なのですから。
今後ますます個別化・複雑化するニーズにお応えしたり、多角化・多機能化していく園の現状において、少しでも豊かな時間を創出するための知恵を絞りながら、システムを活用した保育の在り方を模索しています。

システムを保育の現場で、どのように工夫されているのですか?

杉本 一久

大きく分けて二つあります。
一つは、子どもの姿を総合的かつ多角的に記録し、少しでも理解に近づいていくリソースとして活用していくことです。保育を語ることができる保育者は一面的な子ども理解・保護者さん理解はしないものです。さらに、過去な体験と未来の希望をも知る努力をしながら、今日という現実を生きていきます。保育を語ることは、子どもとその周りの人間関係を語ることにも通じますし、保護者対応の質にもつながります。その記憶や願いの一部をシステムが担ってくれます。子どもたちを総合的に、多角的に、そして主観と客観を交えながらより深く、より多くの子どもたちの今日の姿と共に今日の保育を充実していくヒントを得ることを可能にします。
もう一つは、直接的なコミュニケーションの時間を増やすことです。先ほど、保育の質を高めていくためには、子どもと先生との「コミュニケーション」の質こそ、保育の質であるとお話ししました。システムが担えることはシステムに任せることです。
例えば、創造的想像力を育んでいくには、子どもが思い思いに考え、自由に活動できる「時間・空間・仲間」が必要です。その子どもを見守り人生の道連れとなる保育者も同様にゆとりが必要でしょう。子どもも保育者も、自発的な行動を起こしていく過程でぼんやりするような時間が保障されてこそ真の意味での主体的な能動性が発揮されてくるように思います。
「受動・中動・能動」「態の自由がある居心地の良さ」を豊かな園環境のキーワードに育み合いながら、「幸せに生きるスタイル」を乳幼児期から醸成していくことを心がけています。その一助として、システムを活用するイメージがあります。

システムの導入をご検討の方にメッセージはありますでしょうか?

平中 浩貴

先生の中には、パソコンやタブレットに不慣れな方もいらっしゃいます。20年以上も前から、杉本先生の園では積極的にIT環境を整備されてこられてきましたが、同じようなお悩みを持たれた先生方がいらっしゃったかと思います。
その際、これまでどのように乗り越えられてきたのでしょうか?また、これまでシステム導入で得られたものや、これから更に期待されることは何でしょうか。

杉本 一久

先ほどと重複するかもしれませんが、システムを導入することで、コミュニケーションの 質を高めるための有効なデータが得られたり、正確で間違いのないデータを蓄積できる メリットがあります。
また、パソコン操作が慣れていなくて導入を躊躇される方もいらっしゃいますが、是非 安心していだきたいです。自然に慣れていかれた先生が多くいらっしゃいます。
もちろん新しいことを始めることは、勇気が必要です。
しかし、導入を乗り越えた先には、その情報や内容が保育の仲間に、未来に、拓かれていきます。その先には、いまよりさらに豊かな保育・子どもの育ちがあるかもしれません。そんなたのしい想像をしながら、挑戦してみてください。